ボクらの鎮魂譚 - 24/66

そこへ、鋭い舌打ちが聞こえてきた。

「白だわ」
「……!」

白、というのは――

「合ってる。今日穿いているのと」

無罪の“白”だ。疑惑が晴れたのだ。下着の色のことではない。

覗き見たパンツの色に答えて正解して無実というのもおかしな話だが、とにかく央一への判決は無罪となったのだ。

「あぁ~~~~~~~~~~~っ、けったくそ悪い!! 信じてやるわよ! 死ね!」
「ワーっ、ありがとうねこちゃーんッッ! もっと罵ってェ」
「キショイ!」

こうして二人は信頼し合える仲になった。……一応。

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