花火星雲 - 1/8

蒸し暑い海は、よく潮の香りがする。

地平線は真っ赤に染まって、サンセットは空をパレットのように色彩をまぜこぜにした。

「こら、アクセル! はしゃぎすぎだって」

ひとりの少年が砂浜に天体望遠鏡を組み立ててた。
その周りを黒い大きな犬が駆け回っている。

「今日こそ見つけるんだ、僕の星を」

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